2011年11月25日(金曜日)
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同友会 | Posted By
ackie at 23:00:32
同友会に入った時は正直なところ右も左もわからずの中で、
誘われたから…というお付き合いの範疇を超えませんでした。
特に最初の方は、入ったものの…という状態で、
幽霊会員を決め込んでおりました。
そんな中でとあるニュースの特集で、
車椅子ラグビーの話題を見て、
我々のような IT 系なら障害者の方は働ける、
まじめにがんばる障害者の方と、
明けても暮れてもサボる健常者と
どちらを採用するか?と問われたら
もちろん前者でしょう。
それは 00H の中では T.F.(80) が証明しています。
同友会に参加するようになり、
同じ IT 系の方で障害者雇用に積極的な報告を聞き、
障害者部会にお邪魔するようになり、
そこでお会いした会員さんは、
私なんかよりもかなり年齢が上にも関わらず、
気さくにお声かけをいただき
『会社に遊びにおいで』と誘っていただきました。
お伺いすると社内をずっとつきっきりで案内していただき、
その後は障害者を取り巻く環境について、
非常に熱意を持って話していただきました。
障害者雇用という非常に難しい問題に、
前向きに明るく取り組んでこられた、
その方はいつも笑顔で前向きな発言以外は
聞いたことがありませんでした。
同じ生野・天王寺支部の一会員として
誇りに思える素晴らしい方でした。
その方が、先日他界されました。
まだ 60 歳…。
参列者の人数は半端ではなく、
改めてその人のすごさを実感しました。
まだまだ教えていただくことがあったのに残念でなりません。
心よりご冥福をお祈りします。
2011年11月12日(土曜日)
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808bashi.jp,
同友会 | Posted By
ackie at 23:59:46
ここ数ヶ月は当日以来の
スクランブルが続き、
参加表明をしながら不参加という
例会委員長泣かせの所行を
繰り返してきましたが、
久しぶりに中央北支部の
例会に参加してきました。
今回は京都の思風都の
土井会長を招いて、
中央北支部、青年部、
さらに障害者部の
合同の例会となりました。
話を聞いて驚いたのは、
私事ですが思風都って
今配点していますが、
以前は私が大学の時に
下宿していた所の
近くにあったんですね。
お話を聞いて、障害者雇用について、
やはり思いを新たにしたというか、
今までいかに甘えていたのか…
ということを考えながら、
会場近くの中之島ガーデンブリッジを渡りました。
今度は是非京都の思風都を訪ねてみたいと思いました。
レストラン思風都
京都市北区天神森町17-1
075-464-8111
http://seafood-kyoto.com/
大きな地図で見る
2011年9月11日(日曜日)
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社長日記 | Posted By at 23:57:29
全体会議をするのは実は久しぶりだったりします。
聴覚障害のスタッフが加入し個別で話すことが多くなったので、
全体で話すことはそれほど必要ないかな?というのと
やはりディスカッションとなると伝わりにくいかなと思っていたのですが、
先週金曜日に全体会議を開催してみるとなんの問題もなし。
というかやはり伝えるための努力を今まであまりしてこなかった
ということに改めて気づかされました。
もちろん今回の会議も個人的にはダメダメで、
まだまだ工夫の余地があるなぁと思いました。
これは障害のあるなしではなく、
すべてのスタッフにとってもわかりやすくなっているはず。
この辺ってやっぱり甘えが出ていたのかもしれません。
本当に反省ですねぇ…。
2011年9月5日(月曜日)
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社長日記 | Posted By at 22:55:27
先日の記事についてのコメントに対するお返事ですが
あまり中途半端なコメントを書いても誤解を与えかねないので、
ちゃんと記事として書いておこうかと思いまして。
前にも書いたかと思うのですがという知り合いが養護学校で先生をしていました。
その時の話としては障害者だから健常者だからというものではなく、
『結局その人自身だよ』、とのことでした。
障害があるとかないとかそういう話ではなく、
それらを含めたその人をどう見るかということです。
企業実習を受け入れてもらうために、
夏休みなどを利用して地元の企業を回るそうですが、
成果はなかなか上がらないようです。
『障害者だから』という理由だけで
門前払いになることも少なくないとのこと。
その人の障害の度合いとかそういう話が出る前です。
私の親戚にもダウン症の人がいて働いていません。
実際に雇用される機会があったかどうかは定かではありません。
その人が働ける能力があるかどうかも私にはわかりません。
ただダウン症だからとひとくくりに考えるのではなく、
その人を見る土壌が社会にあるか?ということです。
現在障害者雇用をしているといっても、
そこに同情や格好つけがあったかというともちろんそんなはずもなく、
他の方とスキルを比べた時に勝るとも劣らずという実力だったので、
採用をしたというだけで特別になにかがあったというわけではありません。
現実の話をすると、たしかに伝わりにくいかな?と思う時もありますが、
逆にそれは私たちが今まで『これぐらいで伝わるやろう』と
妥協していた点に気づかされているということです。
つまり我々に成長の機会を与えてくれているわけです。
実際今は彼と仕事をする毎日が楽しくて楽しくてたまりません (^o^)
変な話バイクに乗っているといつ私も事故に巻き込まれ
障害を負うことになるかもしれません。
仕事の関係上、視力を酷使して目が見えなくなるかもしれません。
ストレスの多い業界ですから精神的に参るかもしれません。
でもそんな状態になったとしても働ける職場であるなら、
誰にとっても働きやすい職場になるのではないでしょうか?
経営者として思うことは、当然かもしれませんが、
『社員の誰もが生き生きと働ける職場を作りたい』ということ。
当たり前のようでなかなかできていないのですが、
少しでもそれが実現できればと思います。
まぁそんな堅い話は抜きにして、それぞれの長所が発揮できて、
その結果『技術を通じて社会貢献を』という企業理念が実践できるなら、
別に健常者、障害者関係ないと思いますけどね。
別に
> 障害者のレッテル貼りたいだけやろ
> 障害者雇用の賞状もらいたいだけやろ
こんなことに興味はないですけどね(笑)。
ちなみにりょおたさんは私の大学の後輩です。
別に悪意があったわけではないと思いますが… (^o^;;;
2011年8月28日(日曜日)
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社長日記 | Posted By at 23:50:58
土曜日は『誰じゃ !!
バケツひっくり返したんわっ !! 』
というような大荒れの天気でしたね…。
おかげで楽しみにしていた
『大阪城 城灯りの景』は
中止になってしまったようです。
そりゃ、あの雨じゃ
無理ですよねぇ… (^o^;;;
さて仕切り直しということで、
本日大阪城に行ってきました。
実は知らなかったのですが、
既に 11 回目なんですね。
こんなに近くにいるのに
全然知らなかった…。
たまたま電車広告で見て
イベントを知りましたが。
予想はしていましたが
すごい人でしたよ~。
同時に開催されている
コンサートや屋台イベントが
非常に盛り上がっており、
とにかく人、人、人…
カップルや家族連れの多い中で、
ゆらゆら揺れるローソクの灯が
幻想的な雰囲気を演出していました。
LED の灯りも悪くないですが、
ろうそくの暖かい灯りも
捨てがたいですね。
カメヤマローソク
いい仕事してます。
天満橋とほとんど距離がないにも関わらず、
公園の中は本当に涼しい…と感じました。
これはやはり芝生や木々のおかげか?
コンクリートがどんどん熱をためて
ヒートアイランド現象を引き起こす
町中とは対照的ですね。
久しぶりにのんびりした時間を過ごせたかな?
2011年8月24日(水曜日)
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同友会 | Posted By at 22:28:08
今回は障害者雇用について取り組まれている会社の報告でした。
会社設立に至る経緯から自社工場の購入、
さらに障害者雇用に至るまでの会社の動静も含め、
聞き所満載の素晴らしい報告だったのではないかと思います。
私も今回の例会は自身が障害者部会だということもあり、
久々に二度リハーサルに参加しました。
どちらのリハーサルも素晴らしい内容でしたが、
本番となる今回の内容は丁寧に言葉を選ばれながら、
決して飾らない内容で本当に心に響くものでした。
報告中は思わずもらい泣きするところもあり、
参加してよかったと思います。
久々のグループ長はそれほど失敗したとは思えませんでしたが、
グループ討論が正直予想通りに行ってしまい、
あ~ぁな内容でした。残念…。
無理に方向付けすることが役割ではないですから
まぁよしとしますかね (^-^;;;
グループ討論の中で出てきた発言でショックだったのが、
『効率を求めると障害者雇用はできない』という発言があったこと。
個人的にはそれって社員に甘えてるんじゃないの?と思った次第です。
障害者雇用に取り組んでいると言ったら大げさですが、
弊社にも障害を持った方がおられます。
その中で非常に感じたことは、
今までいかに会社が様々な面で未熟だったかということ。
先日ふと自分のブログを見返していて、
『理解と支援の必要な個性』という言葉を思い出しました。
『完全な人間はこの世には存在しないと』中で
すべての人はすべての人と関わりながら生きていきます。
障害者雇用に取り組むということは、
真剣に人と向き合うことではないか?と思います。
障害を持っているからと遠慮することなく、甘やかすわけでもなく、
むしろ非常に頼りになる存在として活躍している今の彼を見ていると、
『効率を考えて…』と発言するのは経営者の甘えのような気がしてなりません。
最近は障害があることを忘れることもしばしばです(笑)。
彼にはこれからも本当に色々なことを教えてもらいながら成長していけそうです。
2011年2月8日(火曜日)
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社長日記 | Posted By at 22:22:34
先日入社した T.F.(80) が
半端じゃなく飲み込みが早く、
どんどん仕事を覚えていっています。
採用の際に迷いもありましたが、
今となっては採用していてよかった !!
と断言できるすごさです。
『障害者雇用』と構えてしまうと
考えすぎるのかもしれませんが、
実際の話は障害のあるなしではなく、
その『人』をどうとらえるか?
ということになるんだなぁと
改めて思いました。
よく言われるアルファベットの C の話。
欠けている部分を見るか?
つながっている部分を見るか?
なんでしょうね。
考え方を変えてみれば
彼が耳が聞こえないのが問題なのではなく
我々が手話ができないとも考えられます。
我々にも問題があるわけです。
実は最近真剣に手話を勉強したいと思っていたりします。
2011年2月1日(火曜日)
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社長日記 | Posted By at 23:59:58
Web チームに新スタッフが加入しました。
今まで取り組もうとしながらなかなか機会がなかった障害者雇用。
今回縁あって弊社に面接に来ていただき、
社内で議論を重ねた結果採用に踏み切る事になりました。
弊社で求めている人物像である、
まじめな人柄と取り組む姿勢が十分満たされていると判断し、
健常者の方との公平な競争の結果の採用です。
聴覚障害ということで会話は基本的に、
筆談か口を読んでいただく形になりますが、
いずれは手話を覚えていけたらなぁ…。
とにもかくにも一緒にがんばっていきたいと思います。
2010年10月3日(日曜日)
Category:
社長日記 | Posted By at 23:59:54
脊椎というのは背骨を通っている神経の束で
自然治癒等で再生しないために、
ここを損傷すると歩行できなくなったりするそうで、
通常は車椅子での生活を余儀なくされるのです。
今日のテレビでたまたま見た TBS 系の夢の扉で
ジェイ ワークアウト株式会社という会社が放送されていました。
なんと脊椎損傷者の方が歩けるようになっている姿が放送されており
『そんなことが可能なのか !? 』と感動しておりました。
もちろんそれなりの期間ちゃんとトレーニングをして頑張ったからこそ。
誰でもホイホイと歩けるわけではないわけです。
渡辺氏もおっしゃっていましたが、結局歩くのはその人であり、
本人の努力なしではあり得ないということでしょう。
その昔ニュースステーションで車椅子ラグビーが取り上げられており、
その選手の方は SE として大手企業に勤務しながら競技されていました。
我々健常者でも絶対無理というような激しい動きと衝撃で、
『障害があるからできない』ではなく『なにができるか?』を考えさせられます。
同友会の障害者部会に入っているからかもしれませんが、
結構こういうことが最近身近に感じられます。
障害を持っていても働ける方はたくさんおられます。
実際私の知っている会社さんはほとんどの方が障害者の方ですが、
本当に立派に開発をされています。
先の渡辺氏は株式会社 Project Work を立ち上げられ
障害者の就労支援もされているとか !!
本当に素晴らしいことだと思いました。
ちなみにこれを見られている方で
『開発はできるけど障害などで通勤ができない』
という方がおられれば是非一声お声かけ下さい。
少しでも力になっていただければと思います。
2008年1月25日(金曜日)
Category:
同友会 | Posted By at 23:48:33
本日は同友会のさかい支部の例会に行ってました
障害者雇用を進めて開発をしておられる会社の報告で
いろいろと考えさせられるものがありますね
知り合いが養護学校の先生をしているのですが
健常者も障害者も結局変わらないと言います
『障害者』と一くくりにしていますが
結局のところは人間ですし性格も違います
その人個人の性格や資質だと思います
今回の報告の中で
障害とは『理解と支援が必要な個性』
という位置付けがされていました
まさにその通りだと思います
毎日遅刻してくる健常者と
毎日ちゃんと仕事をする障害者
あなたが採用者ならどちらを採用します?
全然関係ないですが、今日は同じテーブルに
成文化セミナーの講師の方が来られてました
正直父兄参観のような気分で緊張しまくりでした(爆)