2010年7月20日(火曜日)
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社長日記 | Posted By at 23:59:00
隕石の衝突後の世界で哺乳類の発展を決定づけたのは
哺乳類が『特化していなかった事』だそうです。
他の大型爬虫類は特異な特徴を持ったがために
新たな環境に適応できずに絶滅の道を歩まざるを得ませんでした。
鳥類や生き残った爬虫類との生存競争の中で
巧みに種の多様性を育んだ哺乳類。
さらにその哺乳類の中でも違いは鮮明化されてきます。
有胎盤類と有袋類の決定的な違いは
お腹の中に胎児としている時間だそうで、
それはすなわち脳の発達に影響してくるそうです。
有胎盤類と有袋類の勢力図は、
初期の大陸ではそれほど大差はなかったようですが、
時を経るにつれ大きな隔たりが出てきます。
結果的に多くの地域で多様性を示し発展を続けた有胎盤類。
さらに乾燥化していくアフリカ大陸で住処を平原へと移した祖先は
その知性を武器に陸地を席巻していきます。
地球が誕生して 46 億年。
そんな中で現在の人類の繁栄は偶然なのか必然なのか?
非常に考えさせられる内容だったと思います。
2010年7月19日(月曜日)
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社長日記 | Posted By at 23:47:51
NHK の番組で恐竜の絶滅から哺乳類の繁栄について
をやっていたのをご覧になられた方はおられますか?
昔はこういう自然科学系の番組が民放でも多く見られ、
子供ながら知的好奇心が刺激されたのを覚えています。
最近は本当にくだらないバラエティ(笑)が増えましたねぇ。
さてジジくさい文句はこの辺にして・・・
恐竜の絶滅は隕石の衝突説が大勢を占めており、
これを前提に番組は構成されています。
この隕石の衝突は、衝撃や火災等の直接的な原因の他に、
巻き上げられた粉塵のために急速な寒冷化を招き、
恐竜などを中心に 70% もの生物を絶滅させたといいます。
巨大な恐竜の絶滅の陰で小型の哺乳類が繁栄することになります。
その哺乳類の中でも胎盤を獲得し長い時間をかけて
母体の中で赤ちゃんを育てる有胎盤類と
カンガルーやコアラのように母体の育児嚢で育てる有袋類。
二種類の哺乳類はどのような進化の違いの過程を歩んだのか?
人類はもちろん有胎盤類ですが、なぜ人類がこのように進化できたのか?
非常に興味深い内容でした。
というわけで長くなりそうなので久しぶりのシリーズもので・・・
ちなみにこんな内容ははまると丸一日 Wikipedia の中を
さまよい続ける事になります(笑)。
大量絶滅 – Wikipedia