パソコンサポートの00H ～社長BLOG～

ドレスデン

ザイフェンから再びドレスデンへと戻り、
添乗員さんの案内で市内を散策します。

ドレスデンはドイツ南東部の
旧東ドイツ内の都市で、
第二時世界大戦で爆撃を受け、
壊滅的な打撃を被りましたが
復旧が進んでいなかったそうです。
ドイツ統一後に修復作業が進められ、
現在のきれいな状態になったとのことでした。
その一つフラウエン教会は爆撃を受け、
世界中の寄付によって 11 年かけて修復されました。

ドレスデンの近くには磁器で有名な
マイセンがありますが、
そのマイセンのタイルを使った
『君主たちの行列』の
巨大な壁画は圧巻でした。
旧市街を観光後に自由時間があり、
ヨハン王像のある劇場広場で解散。
ラファエロの『システィーナの聖母』
があるというツヴィンガー宮殿の
アルテマイスター美術館へ…。
中に入ってチケットを買おうとすると
何やら様子がおかしい…。
間違って隣にあるオペラ座に
入ってしまったようです… (´・ω・｀)。
もうちょっと奥の方やったのね。

気を取り直して美術館に入り
英語でチケットの購入に挑戦。
無事館内に入ることができましたが、
地下一階・地上三階でとにかく広い…。
自由時間の中で見て回れるのか？
最初こそゆっくり回っていましたが
途中からは駆け足状態。
宗教画や肖像画を中心に
本当に多くの絵画が展示されていました。
お目当てのラファエロの絵画にも
無事巡り合えました。
大急ぎで回ったので結構足がパンパンです。

大きな地図で見る

ザイフェン

二日目はドレスデンから南南西約 60 km 、
チェコとの国境に近いザイフェンへ
バスで二時間程かけて向かいます。

ザイフェンは銀や錫･鉛の鉱山として栄えていましたが、
鉱脈が採掘され尽くされたことから、
豊富にある森林資源を利用した木のおもちゃの街へと
変わっていったそうです。
あの有名なくるみ割人形なんかの発祥地だそうです。

ここのクリスマスグッズは有名で、
この季節になるとドイツの各地から、
また海外からも観光客が押し寄せるそうです。

ザイフェンに到着しエルツおもちゃ博物館を見学します。
中には木のおもちゃの作り方を始め、
くるみ割人形や木製のクリスマスツリー、
高さ 15m 程の巨大なクリスマスピラミッドや、
様々な人形を使って作られたジオラマ、
実際に触って遊べるおもちゃ等も展示してありました。

この後は少し自由時間があったので、
暖かい日差しの中、土産物屋や教会が並ぶ
雪景色のザイフェンの街を観光しました。

大学時代は単位が取りやすいからというだけで、
第二外国語にドイツ語を選択したので、
ほとんどドイツ語はわかりません。
それこそ Ich lerne Deuch . のレベルです。
数字に関しては Eins Zwei Drei までで、
日本語にすれば 1 2 3 たくさんという状態です（爆）。

これでは話にならないので、
以前からの ICQ や MSN Messenger 、Skype 等での
外国の方とのチャットで培った
英語でのコミュニケーションに
チャレンジしてみることにしました。
お互い母国語が英語じゃないなら
片言同士で通じやすいものです。
ちなみに英語圏の人とチャットで話すと
ついていけませんでした…。

買い物は Excuse me !! からスタートすれば
なんとなく通じるものです。
後は伝えたいという気持ちでしょうか？
ドイツは親日の国なので比較的耳を傾けてくれます。

いくつかの質問と物品の購入をこなし、
店の中に落ちていたマフラーを届けたりして
それなりになんとかなるな…
という手応えはつかめた感じでした。
やっぱり英語はちゃんとやっとくべきですね。
あとは Excuse me !! という度胸です（笑）。

お昼はザイフェンのレストランで、
ビールはデュンケルビールを選択。
昼間から飲んでいいのかと思うのですが、
ドイツと来ればビールでしょう。

メインディッシュはロールキャベツでしたが、
ハンバーグをキャベツで巻いた…
というぐらい肉肉しい感じでした（笑）。
ここの郷土料理だそうです。

夜はドレスデンでのクリスマスマーケット
ということなのでグリューワインは
おあずけ…としました（笑）。

大きな地図で見る

フランクフルトからドレスデンは国内線を乗り継ぎます。
荷物はそのまま積み替えてもらえるようで楽でしたが、
ここでかなり時間ができることとなりました。
実は今回の旅行の目的の一つとして
なぜか iPad2 を購入するというのがありました。
行程の中でアップルストアがあるのを確認したのは
初日のドレスデンと最終日のフランクフルト。
ただ少ない自由行動の時間で回れるのか？

そもそも英語は好きでもなく得意でもなく、
『語学は気合だっ !! 』と言っている私の英語は
どの程度通用するのか試してみたい
とも思っていたのでいい機会かなと。

ということでこの時間を利用して
免税エリアをうろついていると
電気店がいくつかあります。
そのうちの一つを見てみるとアップルのマークがあり、
店には iPod や Android タブレットが置いてあります。
英語で iPad2 があるか確認すると、もちろんあるとのこと。
展示はされてなかったのですが在庫はありました。
WiFi のみのものと + 3G のものがあり店員さんには
ホテルでは WiFi 対応じゃない所が多いから、
ということでしたが WiFi 64MB を購入。
『 Tax Free 』と言って免税の手続書類を作成してもらいます。
店員さんも英語のお客さんが多いのか
丁寧に対応してくれました。

実は iPad2 はパソコンと接続しないと使えないので、
日本に帰るまでは『ただの板』だったりするのです。
それを初日に買うなよといわれそうですが、
チャンス逃すのも嫌だったし (´・ω・｀)

乗継手続きのチェックは日本語で『サヨナラ』と言われて
結構素通りさせてくれるところが多かったですね。
過去の日本人旅行者がちゃんとしててくれたおかげでしょう。
気のせいかもしれませんが
優先的に通してくれている風でさえありました。

ドレスデン空港からバスで移動し、
ホテルに到着後は空港で購入した
オーガニックなサンドイッチで
軽く夜食を終え翌日に備えます。

今回は Look JTB さんの
『メルヘンドイツを楽しむ旅 8 日間』で
ドイツのクリスマスマーケットを
回るというツアーに参加しました。

11:00 発の飛行機で
出国手続きなどもあるので
京阪で最寄駅を出るのが
余裕を持って 7:10 予定。
それに合わせて起きたのが
5:30 頃だったので
そこから朝食と最後の荷物の梱包。
しかし細々としていると
少し遅れての出発となりました。

関空へは守口市駅から出ている
リムジンバスを利用しました。
電車の方が楽かなぁと思いましたが、
乗り換えもないので
実はバスって結構いいですね。
時間もあって結構ゆっくりできたので、
空港でブルーシールアイスクリームを
食べる余裕も。

初日は関空→フランクフルトへと
ルフトハンザ航空で向かいます。
片道約 12 時間、機内食 × 2
+ 軽食という長旅です。
シートには液晶テレビがついており、
映画も見られたので
気になっていたけど観ていない、
でもそんなに真剣に観なくてよさそうな（？）
『トゥルーマンショー』と
『カウボーイ＆エイリアン』を選択。
あまりこれは !! というのもなかったもので…。
映画の感想はとりあえず置いといて…。

ちなみに飛行機に備え付けの
ヘッドフォンはイヤーパッドを
自分で取り付けるタイプ。
しかし結構意外に固くて…
写真のようになってしまいました (´・ω・`)

写真の機内食は順番に
機内食昼食
共通：マカロニ・エッグサラダ、鴨の燻製、そば、ムース・ラ・フランス
和食：チキン照り焼き、錦糸卵、御飯
洋食：牛肉ダンプリングシャスールそース、ほうれん草のソテー、パセリポテト
機内食夕食
共通：グリーンアップルムース
和食：鶏と大根の柚子胡椒餡かけ、御飯
洋食：ペンネパスタ、豚肉、カレーソース、ブロッコリー
他に軽食としておにぎりやケーキが出ました。

海外でも Wi-Fi ぐらい飛んでいるだろう…
ドイツなめんなよっ !! と勇んで
関空を発ったのはいいものの、
実際はそんな暇も電波もなかった…。

一週間以上も IT の世界を離れていると、
やや禁断症状にもなりそうなもんですが、
実はそんな暇はない程、ドイツは楽しかったです♪

ちなみに行程を書いておくと…

一日目：関空～フランクフルト空港～ドレスデン
二日目：ドレスデン～ザイフェン～ドレスデン
三日目：ドレスデン～バンベルク～ニュルンベルク
四日目：ニュルンベルク～ローテンブルク～ギーンゲン～フュッセン
五日目：フュッセン～ヴィース教会～ノイシュバンシュタイン城
　　　　～シュトゥットガルト
六日目：シュトゥットガルト～ハイデルベルク～フランクフルト
七日目：フランクフルト～マインツ～関空

とこんな感じです。

一応道中暇な時に書きためておいたので、
順を追って書いていく予定ですのでお楽しみに♪