バッファローダウンロードサイトのウイルス混入によるお詫びとご報告
平素は、弊社製品をご愛顧頂き誠にありがとうございます。
このたび弊社委託のダウンロードサイト内の一部ファイルが何者かにより改ざんされ、そのファイルがお客様にダウンロードされている事が判明致しました。最悪の場合、お客様がお使いのパソコンがウイルスに感染し、お客様に損害を与える可能性がございます。ご利用頂いておりますお客様におかれましては、多大なご迷惑及びご心配をお掛けしておりますこと、深くお詫び申し上げます。大変お手数をおかけしますが、下記の通り、対処法をご案内致しますので、ご対処のほどお願い申し上げます。
なお、ウイルスに感染した経緯につきましては現在調査中であり、分かり次第弊社ホームページにてご案内申し上げます。
バッファローといえば、無線 LAN の AirStation シリーズ、
NAS の LinkStation や TeraStation 等結構色々あるのですが、
設定用のプログラムは頻繁に機能修正・更新されていて
通常設定する場合は最新版をダウンロードして使用します。
そんな時に利用するのがメーカのダウンロードサイトなのですが、
その内容が改竄されウイルスが紛れ込んでいたというのですから
世の中恐ろしい時代になったものです。
実は以前雑誌の記事で有線 LAN のドライバをダウンロードしたら
その中に強烈なウイルスが入っていた…というのを読みましたが、
その時は公式サイトではなく出所のよくわからないところから
ドライバをダウンロードしたということなので、
正直、そりゃ軽率ですよねと言われても仕方がなかったのですが、
今回はバッファローの公式サイトでの感染ですので、
正直ユーザとしては脅威だったりします。
今回のウイルスはオンラインバンキングへの攻撃ということなので
特にご利用されている方でこの間にダウンロードされた方は
十分注意を払ってください。
ただ気になるのが
■感染が疑われる場合の対処法
下記の手順にて感染の可能性のあるパソコンの対処をお願い致します。
① 感染の可能性のあるパソコンでのオンラインバンキングの接続をお止め下さい。
② 最新版のウイルス除去ソフトを実行し、ウイルス駆除を行って下さい。
シマンテック社
マカフィー社
③ ウイルスの駆除後にオンラインバンキングのパスワードを変更して下さい。
ユーザも多いであろうトレンドマイクロのウイルスバスター
( NTT のセキュリティツールも中身は同じ)や
Microsoft の Microsoft Security Essentials 、
なんかは入ってないんですね…。
単に検証が取れてないのか、それとも対応できてないのか…。
最近の振り込め詐欺等の増加や
三菱東京 UFJ 銀行を騙ったメール等を見ても分かる通り、
日本では今かつてないほど狙われている状態です。
自分の身は自分で守る…これは実社会でも IT でも同じ。
できる対策は必ずすべて実行して下さい。