パソコンサポートの00H ～社長BLOG～

今回ご報告いただくのは阪東椅子製作所の阪東社長です。案内文を引用すると

生野・天王寺支部 2 月例会の報告者は、阪東椅子製作所の阪東隆さんです。デザイン学校で 3 年間学んだ後、数年間リフォーム会社で働き、25 歳の時ご両親が経営する阪東椅子製作所に 2 代目として入社されました。
自分は跡を継ぐものだと思って生きてきたと語る阪東さん、物を作れば売れた時代ではもはやない、阪東ブランドと呼ばれるようないいものを作りたい、社員にとって働き甲斐のある会社にしたいと胸に秘める思いは、ものづくりにこだわる阪東ワールドとしてホームページにも広がっています。また、自身の人となりを知ってもらうために始めたブログ「タカシの小言」には、「誰もが思いつかないやり方でやる」「ありふれた答えを出したくない」と生き様が滲みます。
本年 1 月 1 日からは社長に就任され、法人化の準備も着々と進めておられます。丁度 1 年前に受講した経営指針成文化セミナーが経営者とは何かを考える転機になったと言います。
将来は、椅子づくりの学校を作り、高齢の職人さんに昔ながらの技術を後世に伝えていってもらいたいと、夢を語る阪東さん。
未曾有の不景気の中、揺るぎのないものづくり集団として家業から企業へと羽ばたこうとしている阪東椅子製作所から目が離せません！2代目、阪東隆さんの挑戦は続きます。
経営者とは何か？とりわけ、2 代目の経営者の皆様、また、ものづくりを志す経営者の皆様にとりまして、さまざまな気づきが得られる報告になっていますので、奮って 2 月例会にご参加ください。

今回はリハーサルにもちゃんと参加できました。阪東社長は 2 代目ということですが、その熱さは創業者にも負けないのではないでしょうか？「どうせ俺は 2 代目やからなぁ」と思っている方には是非参加してみてはいかがでしょうか？今期はイクテンの例会では製造業の方の報告が少なかったのですが、ものづくりに対する熱い思いも聞けるのではないかと楽しみにしております。

2/18 18:30 ～ 社会福祉指導センターで行われます。是非お越し下さいませ。

申し込みは同友会のホームページから。もちろん私に連絡をいただいても構いません。

よろしくお願いします。

出張訪問からプログラム、Web、デザイン、果てはお菓子係まで、00H のスーパーサブとなりつつある社長ですが、本日は出張訪問 3 件、京都から大阪をぐるぐる回っておりました。しかし、個人訪問サポートはやる度にこの仕事の醍醐味が味わえて楽しいです！お客様の喜ぶ顔が間近に見られることが、自分のモチベーションのアップに繋がりますね。たまに「あなたに会いたいから呼んだ」というお客様もおられるので、その期待に応えようとこちらもついつい作業の方にもトークの方にも熱が入ります。

最近はどうしても経営者としての視点で物を見がちですが、こうやって直接お客様とふれあえる場面があるというのは非常にありがたいことだと感謝しています。たまに社長自ら出向くときもありますが、自分自身を鼓舞するためにお伺いしていますので、あまりお気になさらずに（笑）。

ちなみに、逆のパターンもあります。他のスタッフがお伺いしたお客様から電話があり、「○○は別の作業で出ておりますので、私がお伺いしましょうか？」と訊ねると「あんたじゃ困んねん！○○さんやないと！」と…。あぁ…社長の立場台無し…、では実はないんですね。そういうお客様から信頼されるスタッフと一緒に仕事できること。それもまた感謝感謝です。

社名に由来については以前の記事で述べたとおりなのですが、某 T.T.(6) 氏から、00H は 00H でサポートのブランドとして残して、なんかもうちょっとカチッとした名前にしませんか？といたくご不満の様子・・・。なにか嫌なことでもあったのでしょうか？

個人的には企業ドメイン（企業の活動範囲、生存領域）を密かに（←ここ重要）表しながら英数字 3 文字の会社ということで結構気に入ってるんですけどねぇ（笑）。もちろん『大阪（日本）コンピュータサービス』のようなものでもいいですけど、あんまり普通すぎる名前ってどうなのかなぁとおもうんですよねぇ・・・。

社名に私の名前が入っていないのは私は自分の子供に（といっても嫁も含めていませんが）継がせるのではなく、成長した社員が跡を継いでもらえるようにというのがあります。敢えて言うなら、私の色々な思いがこもった名前が 00H なので、この名前は大事にしたいわけです。

ってまったく知りませんでした・・・。今日たまたま寄ったスーパーでカップ焼きそばを買おうとしたら日清の UFO が 128 円もするではありませんか !! 以前なら、安いところで 78 円、通常でも 98 円ぐらいだったと思うのですが・・・。小麦の価格の高騰がこういうところに影響を与えているんでしょうけど、一気に 25% 近くの値上げはすさまじいですねぇ。

ちなみに農林水産省/食糧自給率の部屋によるとカロリーベースでの食糧自給率は 40% 。実に 6 割を輸入に頼っているんですね。近代以前の日本の人口統計 – Wikipedia によると明治初期の人口が約 3,300 万人、現在がおよそ 1 億 2,000 万人ということを考えると人口自体が約 4 倍になっているので、その分どんどん自給率が下がるのはわかる気もするのですが、それにしても先恐ろしい気がします。ちなみに農林水産省/都道府県別自給率についてによると、カロリーベースの食糧自給率で、大阪は実に 2% !!

もし食料の輸入がストップし、大阪府だけで鎖国した場合（笑）、大阪人の実に 98% が餓死します。世の中静かになっていいかもしれませんが、我々大阪人にとっては由々しき問題ですね。京都の人間が滋賀の人間を馬鹿にすると「琵琶湖の水止めるぞ !! 」というネタがありましたが、大阪の人間が田舎を馬鹿にしたら「食料出荷したらへんぞ !! 」と言われるかもしれません。今日も食事ができることに感謝し、「いただきます」。

とここまで Intel Mac でマルチブートをする方法を書いてきたのですが、なんでまたいきなり技術系の話を？と思われるかもしれません。一応 IT 系の会社としては IT 系の会社らしいことも書いておかないとなぁ…と思った次第です（笑）。

さてここでもう一つご紹介、Carbon Copy Cloner というフリーウェアです。このソフトは Mac のディスクイメージを作成したり、ディスク同士をコピーするためのソフトですが、これが結構強力でした。特に色々といじる関係で何度も MacOS X の再インストールの必要に迫られる方にとっては重要かも知れません。

私の場合はリカバリ直後のディスクイメージを保存しておき、なにかあった際にすぐに復旧できるようにしています。Windows でいう Norton Ghost に相当するかもしれませんね。Intel Mac は色々できて楽しいのですが、正直 Mac mini 以上、Mac Pro 以下の機種も欲しいなと思う今日この頃です（苦笑）。

Windows XP をインストールする際（MacOS X 以外をインストールする際）の注意ですが、XP 以外のパーティションについては必ず HFS+ 等 Windows からアクセスできないフォーマット方式を選択しておいてください。でないとうまくいきません。またパーティショニングする時、必ず CUID を使ってください。MacOS をブートさせるのでこの方式で問題ありません。ここで深読みして Windows を使うからとマスターブートレコードを選ぶと MacOS X をインストールできません。

Vista については 2 つ目のパーティションに入れる必要があるのですが、最初は HFS+ にフォーマットする必要があります。もちろん実際は NTFS でフォーマットする必要があるのですがこれは XP インストール後に、「マイコンピュータ」右クリック→「管理」で「ディスクの管理」から Vista のパーティションを NTFS に再フォーマットすることでインストールをします。

またこのインストールする位置が重要ですので気をつけてください。

Mac mini の場合内蔵しているのが 2.5″ SATA HDD なので容量の制限も受けやすいので敢えてデータ領域を内部に取らない方がいいかもしれません。それよりも NAS を利用したり、USB や FireWire の外部ディスクを使った方が勝手がいいかもしれません。この際に FAT32 パーティションをうまく使う必要がありますが、その制限も頭の片隅に入れておいてください。

まずはパーティション分割の方式です。インストーラを起動した直後に、ディスクユーティリティを起動しパーティションを作成するのですが、この時に以下の点に注意しないとマルチブートは実現しません。

• Windows XP をインストールするパーティションは FAT でフォーマットする
• Windows XP は 3 つ目のパーティションにインストールする
• Windows Vista をインストールするパーティションは HFS+ でフォーマットしておく

はまりそうな要素は実は少ないのですが、インストールするパーティションは前回の様にしてもらいます。あとは MacOS X → Windows XP → Windows Vista の順にインストールしてもらえれば問題ないはずです。最初にインストールするのは 4 番目のパーティションの MacOS X Tiger です。私の場合はこれを 一旦イメージ化し、MacOS X Leopard エリアにクローニングしてさらにアップグレードしてインストールしました。Mac も実は色々小技が使えるのです（笑）。

今回は
1. MacOS X 10.4 Tiger
2. MacOS X 10.4 Leopard
3. Windows XP
4. Windows Vista
をインストールします。

またデータ共有用に FAT 32 のエリアを残そうか…と思ったのですが、FAT 32 の制限があり、この辺りでちょっとネックになることもあったので、今回はあえて Mac 専用となる HFS+ にしてあります。詳細はNTFS と FAT および FAT32 の比較 – Microsoft Tech Netを参考にしてください。

今回は、以下のように作成することとします。

大事なのは XP をインストールするところ、必ず 3 つ目のパーティションに入れる必要があります。技術的なことについては次回以降で記します。

次回以降のところで実際のインストールを行います。