2008年12月4日(木曜日)
派遣労働者の大量解雇
Category: 社長日記 | Posted By at 23:05:43この不景気で生産縮小に入った企業から派遣労働者等、
いわゆる非正規雇用の社員の一斉解雇(しかも突然の)が続いている
もともと人材派遣がもてはやされたのはバブルの終焉期に
派遣で手に職を付けてキャリアアップしよう!とか
自分のスタイルに合わせて働こう!と
ポジティブな面ばかり強調されていたように思う
もちろん一部にはそういうのも存在したであろうが、
実際は都合よく使える人間を手軽に集められるように
という企業側の論理から始まったように思う
私が派遣の人間を使いたがらないというのは
そういう側面がどうも自分の考えに合っていないからだ
派遣であろうと正社員であろうと
アルバイトであろうとパートであろうと
その人は一人の人間であり家庭や生活が存在する
それを企業の論理だけで簡単に首を切っていいのだろうか?
ここしばらくで 50 人以上の人を面接してきたが
ずっと派遣で働いていた人を多く見る
この不景気に我々が生み出せる雇用は知れているが
それでも少しでも・・・と考えずにはいられない
(といっても慈善事業ではないので
必然的に優秀で且つ社風にあった人からの採用になるが)
この問題は本当に根深いと思う
というわけでこの話題は続く・・・かもしれない