それは寒~いある日のことじゃった…。
おじいさんが冷蔵庫を開けると大根がたくさんあったそうな。
おじいさん「おぉ~これで関東煮を作ってみよう」
昔は関西ではおでんのことを関東煮と呼んでおった。
おじいさんは小さいころに食べた
すじ肉入りの関東煮が大好きじゃったのじゃ。
おじいさんはさっそく近くのスーパーに
材料を買いに行ったそうな…。
おじいさん「寒い季節は関東煮が一番じゃ。たくさん作るぞ~」
しかしおじいさんは実は関東煮を作ったことがなかった…
おじいさんは Siri に尋ねてみたそうな。
おじいさん「 Hey ! Siri ! 素人でもおでんを作ることができますか」
Siri「おでんが 15 件見つかりました」
おじいさん「なんじゃ~作るくらいなら食べに行けということかぁ~」
おじいさんはしかたがないのでネットでレシピを検索して
張り切って作り始めたのじゃった…
おばあさん「これじいさんや、こんなに買ってきたら鍋に入らんじゃないか」
おじいさん「ありゃ~しまった~そうかのう?」
おばあさん「しかたない鍋を二つ使って作るかのう?」
おじいさん「さすがばあさん!いい考えじゃ!」
こうして大量の具材を料理して
鍋二つ分の関東煮ができたのじゃった。
おじいさん「よ~し!作りすぎた感はあるができたぞ」
おばあさん「おぉ、じいさんや、なかなかおいしいのう」
こうして二人は楽しく暮らしましたとさ。
めでたし、めでたし