それは寒~いある日のことじゃった…。
おじいさんが冷凍庫を開けると去年ブリ大根を作った時の
残りのブリが出てきたそうな。
おじいさん「おぉ~これでまたブリ大根を作ってみよう」
おじいさんは喜んで大根を切ったそうな。
おじいさん「おぉ~たくさんできたのう、さてブリを解凍して入れてみよう」
ところがじゃ…ブリは冷凍やけをして、
ただのブリの変死体になってしまっておった。
おじいさん「あちゃ~こりゃえらいことになってしまった~。ばあさんに怒られてしまう…」
おじいさんは Siri に尋ねてみたそうな。
おじいさん「 Hey ! Siri ! 冷凍やけしたブリは食べられる?」
Siri「それは無理です」
おじいさん「なんとも愛想のない奴じゃ…」
おじいさんはしかたなく別のレシピを探したそうな。
おじいさん「おぉ~豚バラ大根か、うまそうじゃ」
おじいさんはネットのレシピを手掛かりに
一所懸命作ったそうな。
おじいさん「おぉ~できたできた。ばあさんは喜んでくれるかのう?」
実はおばあさんはブリが食べられないので
ブリ大根を作っても食べられないのじゃった。
おじいさん「ほれ、ばあさんや、豚バラ大根じゃ。食べてみぃ」
おばあさん「じいさんや、これはなかなかおいしいのう」
こうして二人は楽しく暮らしましたとさ。
めでたし、めでたし