昨日は一昨日に行われた各分科会の座長が集い、
パネルディスカッションを行いました。
他の分科会で行われた内容のダイジェストを聞けるようにという配慮ですが、
いわば公開グループ討論のようなものなのでなかなか難しゅうございます。
司会的なコーディネータの力量が問われるものでございました。
さて実はこの後が私が楽しみにしておりました
盲目の落語家、桂福点さんの記念講演でございます。
緑内障が原因で中学の時に完全失明してしまったそうです。
元々は漫画家を目指していたのですが、目が見えなくなったために断念。
その後バンド活動を始め、大阪芸術大学に入り、
音楽療法をされたんやそうです。
その後桂福団治に弟子入りし『桂福点』の名前をもろたんやそうです。
目が見えないという障害を楽しんでいるかのような
楽しい講演はまさに『大笑いゼーションでノーマライゼーション』
のタイトルに恥じない内容だったのではないかと思います。
その中で演じられた、目が見えない人と耳の聞こえない人の
メールを通じての恋愛事情のネタがありましたが、
こういうことを可能にしてしまう IT の力って本当にすごいですね。
この IT の力はひょっとするともっともっと世の中を
変えていく力があるのかもしれない…
とまるで IT サポートでもやってるような口ぶりですな。
では今日はこの辺で…。