最近のノートパソコンは液晶を開けた時に
液晶のヒンジ部分の付け根が下にせり出して、
キーボードに角度がつくように
設計されているものがあります。
多分丁寧に扱えば問題ないのかもしれませんが、
液晶を勢い良くバッと開けてしまうと
ヒンジ部分が机上に引っかかってしまい、
負荷がかかる場合があります。
今回のお客様は昨年の 11 月にご購入されたのですが、
液晶が映らなくなったということで連絡がありました。
あまり時間的な余裕もなさそうでしたので、
新しいパソコンをご購入されることになりました。
新しいパソコンが届いたのでデータ移行のために
古いパソコンを送っていただいたのですが、
ものの見事に液晶のヒンジ部分がパックリ開いていて、
しかもそこからプラスチックの破片がポロポロと…。
またこの機種は底面に滑り止めのゴムがついており、
液晶の底付きする部分にも傷防止のためでしょう、
やはりゴムがついていました。
これで思い切り開けるとどちらも滑らないように
力が働くためにヒンジ部分に負荷がかったんでしょうね。
データは外部モニタを接続してなんとか取り出せましたが、
結構いい機種だけにもったいない話です。
ただこれは設計的にちょっと問題があるんじゃない?
とか思ったりしたのですが、こればっかりは
Web やカタログではわかりにくいですよねぇ…。