パソコンサポートの00H ～社長BLOG～

Windows2003 サーバがネットワーク上で見えない…
ということでご依頼がありご訪問してきました。

Windows2003 サーバといえば
もうすでにサポートが終了しており、
使い続けるのは問題があります。
一昨年の WindowsXP と同様ですね。
導入から 10 年も経つと何かしらトラブルが発生するものです。

お伺いしてみると確かにネットワークからも見えませんし、
モニタをつないでも反応がありません。
強制終了して再度電源を投入しても
HDD へのアクセスランプの点滅もなし。
かなり厄介そうです…。

一旦強制終了してコンセントを外し、
しばらくしてから別のモニタに接続し起動すると
今度はメーカーロゴが表示されました。
…しかしその先に進む気配がありません…。
こうなるとマザーボード周りと想像がつきますので
開けてみるとやはり大量のコンデンサが膨らんでいました。

何に使っているかお伺いすると、
特別な権限設定もないファイル共有としての使用
ということでそれなら十分 NAS で対応可能です。
なぜかこのサーバを導入した業者さんは、
NAS をサーバのバックアップに…と置いておかれたようで
『サーバを導入した意味があるのか？』という感じです。
しかも調子が悪いということで見に来たのに中を掃除して終わり…。
中を掃除したならコンデンサの不具合ぐらいわかるやろ？
と思うのですが… (´・ω・`)

ま、『サーバ』というだけですごそうに聞こえますし
金額を稼げるという考えだったのでは？と勘ぐってしまいます。
というわけで NAS にデータを移行し
継続して使用してもらうことにしました。

データ共有するだけに対してサーバを勧めてくる業者は、
どれだけ有名な会社であったとしても、
まず疑ってかかった方が無難です。