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オーディオに引き続き?

昔々テレビを録画するのに登場したビデオ。ご存じの通り VHS と β の規格が出て、レンタルビデオ屋さん(当時は違法なものが多かった)では β がほとんどなく、「これが松下(現 Panasonic )のパワーか?」と驚いたものです。私は最初から VHS でしたが当時はモノラルのビデオでした(笑)。しかもデッキの上部からテープを入れる仕組みで、現在のような(?)フロントローディングタイプではなかったためビデオデッキの上部に物を置けませんでした。

下宿してしばらくした 1980 年代末に衝撃が走ります。SONY β 撤退、VHS 発売へ!私はその裏切った直後の SONY の VHS を購入しました。レンタルビデオに行くお金もない貧乏学生でしたので、バイトとか課題とかで忙しい間にテレビ放送される映画を録画するためです。当時はまだ時間もあったので、またビデオテープも高かったのでそれほど取り溜めることはありませんでした。社会人になってもまだ時間的に余裕があったように思います。

しかし、独立してしばらくして事情が変わります。とてもじゃないが時間がない・・・。当時から年中無休体制だったため、録画しても全然見る時間が取れませんでした。一度広島に一月以上滞在したことがあり、その間に消費しようとテープとデッキをマンスリーマンションに持ち込んだのですが、休日は大阪に帰って仕事するというハードスケジュールぶりだったので、消化できたのはごくごくわずかでした。

もちろんその後も忙しさが和らぐわけではありません。逆にどんどん忙しさは増すばかりです。気がつけば 3 倍モードで大量に取り溜めたビデオテープが・・・。中に何が入ってるか?なんて知るはずもありません。もちろん見る気力なんてあるはずがありません。捨てるにもそのまま捨てたら、とんでもなく怪しい人のようになってしまいます。最近はテレビをパソコンで録画しているのですが、一杯になった HDD がごろごろしています。買って観ていない DVD なんてのもあります。もうやだ・・・(T▽T)

そして私は気がつきました・・・

忙しい人は時間がないのであって、録画したからといって見られる時間などあるはずがない

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