実は以前から気にはなっていたのですが、
鯨の骨で作られた橋があるということで、
お伺いしてきました。
正式名称は雪鯨橋というんですね。
瑞光寺というお寺の境内にあるのですが、
池にかかっているのが雪鯨橋です。
以下、Wikipedia からの引用です(手抜きじゃないよ)。
1756年(宝暦6年)に瑞光寺4代目住職・潭住知忍が、南紀太地浦(現在の和歌山県太地町)に行脚した。太地の村人は捕鯨で生計を立てていたが、折からの不漁のために食べるものにも困っている状況だった。村の代表者が潭住に豊漁祈願を依頼したものの、潭住は「殺生は仏教の教えに背く」として一度は断った。しかし村人の困っている様子を見て豊漁祈願に応じることにした。
潭住が祈願を始めたところ豊漁となり、村の危機は解決した。後日、村人は瑞光寺を訪問し、お礼として黄金30両とクジラの骨18本を寄進した。潭住がクジラの供養のために、クジラの骨を使って橋を造ったことが、雪鯨橋の始まりとなった。
とのことです。
お寺もそれほど大きくはなく、
橋自体は小さいのですが、
海からかなり離れたこの地で、
鯨の骨で橋が作られているというのは
なかなか趣があります。
大阪府大阪市東淀川区瑞光 2-2-2